案件詳細
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ソリューション |
CPA低減 |
テーマ |
広告運用 |
広告媒体 |
Google |
ターゲット |
30代〜50代 |
課題
今回担当したクライアント様では、Google検索広告の一般キャンペーンにおいて、獲得単価の慢性的な高騰が大きな課題となっていました。主な原因は、競合性の高い市場環境によるクリック単価(CPC)の上昇です。
CPCは市場の動向に左右される外的要因が強いため、広告のクリックからコンバージョンに至るまでの効率を示すCVRの改善が、獲得単価を抑制するための喫緊の課題でした。
実施施策
キーワード・広告文・ランディングページの一貫性を高める
ユーザーが検索したキーワードと、それに対して表示される広告文、そして最終的にユーザーが訪れるLPのファーストビュー(FV)の内容に一貫性を持たせる施策を実施しました。これにより、ユーザーの検索意図に深く応え、CVRの向上を目指しました。
具体的には、以下のような連動性を実現しました。
・「〇〇」というキーワードで検索したユーザーには、「〇〇で~」という広告文を表示し、LPのFVにも「〇〇~」というメッセージを配置。
この施策により、ユーザーは自分の探している情報にスムーズにたどり着くことができるため、LPへのエンゲージメントが高まり、コンバージョンに繋がりやすくなると仮説を立てました。
検証結果
CVRが2.7倍に改善、獲得単価を大幅削減
施策実施の結果、CVRは0.85%から2.74%へと、222%(2.7倍)の向上を達成しました。これに伴い、獲得単価も352%の改善を達成しました。

この成果は、検索意図と広告・LPの内容が一致することで、ユーザーの離脱を防ぎ、コンバージョンへとスムーズに誘導できたことの証明であると言えます。
また、副次的な効果として広告の品質スコアの向上が見られており、結果としてクリック単価の低減を行うことが出来ております。
サマリー
本事例は、検索広告における獲得単価高騰という課題に対し、ユーザーの検索意図に深く寄り添う運用手法が非常に有効であることを示しています。キーワード、広告文、ランディングページという3つの要素に一貫性を持たせることで、CVRを大幅に改善し、結果として獲得単価を劇的に抑えることに成功しました。
これは、単にキーワードや入札を最適化するだけでなく、ユーザーの体験全体を考慮した広告運用が、真の成果に繋がるという結果であると思います。この手法は、ユーザーが特定の情報を求めて検索する傾向が強いBtoB商材において、特に効果を発揮すると考えております。
今後も、ユーザーの行動やニーズを深く理解し、それに基づいた広告体験を設計することで、継続的な成果向上を目指していきます。
株式会社インフィニティエージェント
デジタルマーケティング事業部 責任者 久保田 達也
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