Good&New Vol.160🌈これまでの経験から伝えたいこと

こんにちは!ブログチームです!

今回は、ファッションセンスがピカイチな管理部 左居さんのGood&Newを紹介します!テーマは、インフィニティエージェントの行動指針にある「社長の意識を持つ」「利他の心」のキーワードに付随するお話です✨

私の社会人キャリアは大きく分けると法律事務所でのパラリーガル経験と、ITベンチャーでの技術支援経験、ヘルスケア系スタートアップ企業での総合職、という3部で構成されています😎その中で様々な人に会い、沢山の学びがありましたが、初心に立ち戻りたいときに「あの人だったらどう行動しただろう?」と思い浮かべる人物が3人いまして、そちらを紹介したいと思います!🏅

まず一人目は『法律事務所時代の3歳年上の女性の先輩』です👩🏼‍💼
彼女は「雇われる」側の意識と同時に「雇う」側の意識も持っていた方でした。とある事件で法務局に供託金を数十万円おさめなくてはいけない事案があって、どうしてもその日中の対応が求められている中、あいにく裁判所からその決定が出た日に担当弁護士が出張中で身動きが取れず銀行印の受け渡しが難しい事情があったのですが、彼女は迷わずその担当弁護士に連絡して相談をした上で、自分の銀行口座から数十万円を用立てて手続きを進め、事なきを得ていました。

正直、その対応自体が適切であったか、組織体制としての課題点はなかったのかなど、今振り返ってみると色々と冷静になる部分もあります🧐ですが、そんなことよりも自分の中に鮮烈な印象を残しているのは、たった3歳しか変わらないのに、咄嗟に自分の給与額以上のお金を仕事のためにすぐに用立てるという判断をしたことや、自身の損得勘定よりもクライアントの信用失墜回避を優先にした行動に驚きを隠せませんでした😳

勿論、これは極端な例かもしれません。でも、自分が属する組織が社会的信用を失うとはどんなことなのか、そこまで想像していないと成しえない行動ではないでしょうか😳まさしく「社長の意識をもった」彼女の行動はそれ以来、自分が会社の顔として社外のフロントに立たなければならない場面などに、「彼女だったらどう行動するだろう?」とたびたび指標となり、参考にしています✨

二人目はITベンチャー時代に『出向先で同じチームだった10歳年上の女性の先輩』です👩🏼‍💻
その先輩はとにかく「今この場に求められるニーズ」をつかむのが適格な方で、クレームをもらったりすることもほとんどありませんでした。今の自分では果たせない要求だと判断したら、火種が燻ぶりだした段階ですぐに上長にエスカレーションして、発火する前に上手に鎮火に導いていました。彼女を通じて、相手の立場に立った言葉選び、想像力の足りない心無い言葉を回避することで、相手に不要な不信感を煽らない大切さを学びました🔥

相手が何を求めて、相手に対して何の義理を果たせば、ちゃんと聞く耳を持ってもらえて、こちらの発した言葉をまっすぐ届けることができるか。「伝える」先には必ず「相手」がいるわけで、まさしく「利他の心」がなければ、同じことを伝えたとしても相手に真意は伝わらないのではないかと思い、大切にするようにしています。

そして三人目は『出向が終了して本社異動となったときの総務職の男性』です🧑🏼‍🏫
これまでに挙げた二人とは違って、彼はいつも「自分」を優先して仕事をする人でした。何か気に入らないことがあると物に当たり、周りの空気を凍り付かせる常習犯で、社内決済が彼の机の上で滞っていても周囲に催促をさせない威圧感がありました。急ぎの案件だからと書類を手渡ししても、たった今受け取ったそれを本人の目の前で机の上にポンと投げつけるような態度もしばしばあり、もっと円滑に社内手続きを回してあげれば気持ちよく仕事ができるのに…と思うのに、みんな喉元にその言葉を飲み込み、職場の雰囲気は決して良好とは言えませんでした😥

では、なぜ今でも私が彼のことを忘れられないかというと、「自分が彼のようになっていないか?」を自問自答するためです。今、自分が総務という職務に携わってみて、改めてその業務は多岐に渡り、確かに立て込むこともあるのですが、その中で忙しさを理由に、自分も無意識で誰かにそう思わせていないかを確認するために、彼のことを度々思い出しています🤔

皆さんもこれから社会人生活を送る中で沢山の人と出会うと思います。最初は見よう見まねでも、繰り返すことでいつの間にか自分の言葉になり、行動になります。そんなトライアンドエラーが、「理想の自分」の輪郭を作り、経験を重ねることで、どんどん中身が塗りつぶされていくのだと思います🫣💫「こうはなりたくない自分」を知るということも、また「理想の自分」を知ることに通じると思います。そうはなりたくない人と出会えたら、チャンスです。そこから遠ざかろうと努めることで、自分の姿はまた変わると思います。

この人かっこいい!と思うような仕事ぶりをする人が身近にいたら、どんどん自分に取り入れ、こんな人にはなりたくない!と思った人に出会うことがあれば、その人を通じて、さらに「理想の自分」の造形を深めていってほしいと思います!❤️‍🔥

いかがでしたか?

仕事をしていく中で様々な出会いや機会があると思います。その全てを今後の人生を充実させるための学びだと捉えることができれば、理想の自分に近づくことができるのではないでしょうか😊

次回のGood&Newもお楽しみに!🚀