社長のお話 Vol.9🌟データを基に世界を正しく見る

みなさんこんにちは!人事の藤田です!

2月に入り、少しずつですが日が延びてきましたね…!💁‍♀️寒がりなので毎朝辛いですが、夏が着々と近づいてきているとポジティブに考えるようにしています🥺(笑)自分の機嫌を自分でとるって大切です🌴💞

それでは今週の社長のお話をご紹介します!🎵

シンプルなライン素材(点線)

今回は、ファクトフルネスという書籍を紹介したいと思います。

FACTFULNESS10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

みなさんはこの本をご存知でしょうか?
100万部を超えるベストセラーで、事実に基づく世界の見方について説いています。

マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏は「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かせない一冊だ。」と述べており、2018年にアメリカの大学を卒業した学生の希望者全員にこの本を無料でプレゼントしたそうです!

また、元アメリカ大統領のバラク・オバマ氏も「思い込みではなく、事実をもとに行動すれば、人類はもっと前に進める。そんな希望を抱かせてくれる本。」 と絶賛しています👏

突然ですが、ここで2つ問題です。 チンパンジーでも正解率33.3%の問題です。

Q.世界中の1歳児の中で、何らかの病気に対して予防接種を受けている子どもはどのくらいいるでしょう?
A.20% B.50% C.80%

Q. 世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は過去20年でどう変わったでしょう?
A. 約2倍 B.あまり変わっていない C.半分になった


→答えはどちらの問題もCです。

どうでしょうか?ほとんどの人が”思い込み”で判断してしまっているのではないでしょうか。

この本では「人類が抱える10の思い込みと解決方法」について解説しています。今回は、この中でも2つに絞ってお伝えしたいと思います。

①恐怖本能
日本は、地震や台風などの自然災害が多い国です。しかし、世界全体に目を向けると、 自然災害による死亡率は100年前と比べて半分以下どころか、6%まで減少しています。

飛行機事故も恐怖本能による思い込みをしやすいニュースの1つです。飛行機事故は大きく報道されます。しかし、世界中の空港に無事に着陸した99.9999%の旅客機が報道されることはありません。

飛行機事故 0.001%>テロ 0.05%>自然災害 0.1%>殺人 0.7%
→危険でないことを「恐ろしい」と考えてしまう思い込み
→「恐怖本能」を抑えるためにはリスクを計算すること

②ネガティブ本能
物事はポジティブな面より、ネガティブな面に注目しがちです。なぜなら、ネガティブ本能が働くからです。我々の先祖はこのネガティブ本能のおかげで、飢えや敵から身を守ることができました。

最近話題になったBlack Lives Matterという抗議デモは、アメリカで白人警官が黒人男性を死亡させた事件をきっかけに世界中に広まりました。

しかし、どうでしょう。白人警官が川で溺れる黒人の子どもの命を救っても同じようにニュースになるでしょうか。

ニュースを見ていると、自然災害や殺人事件など世の中では悪いことばかり起きているという気がしませんか?それもそのはず。悪い出来事の方がニュースになるからです。
「ネガティブ本能」を抑えるためには、悪いニュースの方が広まりやすいと覚えておくこと

私はTVを見ません。コンセントを抜いています。しかし、情報はしっかりと新聞やWebのニュースで読み込んでいます。

なぜTVを見ないのか。それは、ジャーナリストや活動家による偏った報道であり、伝え方に感情が寄ってしまうから。 つまり、伝え方によってバイアスがかかるからです。特に否定の意見は強いです。死刑肯定派、否定派なら否定派の方が強いのはなんとなくイメージできると思います。

今回、みなさんにこの本の紹介を通じて伝えたいことは、データを基に世界を正しく見る習慣を持っていただきたいということです。

私達の仕事はデータを扱う仕事です。全体で見ると悪くなっているデータは深堀りすれば、特定の地域、特定のKw、特定の媒体が影響を及ぼしている可能性があります。

雰囲気で判断しているケースも多いと思います。
みんなが就活しているから就活する。
みんなが大手にいくからとりあえず大手を受ける。

コロナウイルスもその1つでしょう。 死亡率はどうか。年齢別、日別、週別、月別、エリア別で出した結果はどうか。 死者数と重傷者の推移はどうか。ワクチン接種別ではどうか。 海外と日本ではどうか。

私は、コロナの対応についても正解はないと考えています。国の対応をみていればわかると思いますが、国と都道府県知事達の意見と行動は見事に割れています。その中で持たなければいけない視点、それは全体最適か部分最適かどうかです。

以前リモートにした際に、リモートにしたことによる孤立とまだ慣れておらず仕事がわからないため、体調を崩してしまうメンバーがいました。世の中的にみれば、コロナで鬱や自殺が増えているのも弊害の1つでしょう。また、インターンの出勤停止をした場合、その時の生活費はどうなるのでしょうか。

一方で、ご家族や同居人に小さい子や年配の方がいて気になされるのも十分わかります。私も0歳の子供がいるので、ナーバスになっています。

私の仕事は安心安全の職場を提供する。楽しんで仕事をしてもらえる場を作る。みなさんとの対話の中で、納得感のある方向性を見つけ、進めていきたいと思います。

みなさんも データを基に世界を正しく見ること部分最適ではなく全体最適で見ることに目を向けて、物事をみてみてください。

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いかがでしたか?

社長のお話の中にもあったように、メディアが報道する内容はすべて鵜呑みにするのではなく、本質がどこにあるのか、何が問題であるのかをわたしも最近は考えるようにしています🥺

正しく世界を見る。今回のお話をきっかけにみなさんにも意識していただけたらうれしいです!

社長のTwitterもぜひ合わせて覗いてみてくださいね👀🌟