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パレートの法則とは?2割の要素へ一極集中して成果を最大化しよう!

2020年01月13日

パレートの法則とは?2割の要素へ一極集中して成果を最大化しよう!

リスティング広告やマーケティングに関わらず、全ての職種において「少ない工数で最大の成果を手にする」ことができれば、どれだけ良いことでしょうか。

そんな理想を現実に近づけてくれる考え方「パレートの法則」をご紹介します。

1.パレートの法則とは

パレートの法則はイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートによって提唱された、「物事の結果のうち8割は、2割の要素によってもたらされる」という法則です。
当初は所得配分に対しての言及に用いられた法則でしたが、その後は経営や品質管理、マーケティングなどにも応用できるとされビジネス領域で広く使用されています。

「パレートの法則」のほかにも、「80対20の法則」「2:8(ニハチ)の法則」「80-20ルール」とも呼ばれています。

“法則”と言われていますが方程式のようなものは存在せず、普遍的な要素の偏りを分かりやすく示した“経験則”のようなものと認識されています。

2.パレートの法則が用いられるシーンと具体例

パレートの法則は、ビジネスシーンの様々な場面で用いられます。
具体例をいくつか挙げてみましょう。

2-1.経営・組織改善

  • 企業の売上の8割は、全社員のうちの2割の社員によって生み出されている
  • 仕事の成果の8割は、業務時間全体の2割の時間で生み出されている

それぞれの社員が置かれている状況(部署、経験年数、勤務形態など)によって当然、生み出せる売上額は変わってきます。
いわゆるエース社員が業績を左右する存在であることが改めて分かります。

また、日々の業務の中でも売上に直結する業務はそう多くなく、売上の目標を達成するためにはこれらの業務に取り組むことを優先しましょう。

2-2.営業・マーケティング

  • 商品の売上の8割は、全商品のうち2割の商品が生み出している
  • 売上の8割は、全体の2割の顧客が生み出している

様々な商品のラインナップがあったとしても、売れ筋商品はごく一部であるのはよくある話です。
また、顧客ごとに単価や売上が異なるビジネスですとプロジェクトごとの売上が異なり「大口/小口」の顧客が必然的に生まれてきます。

これらの傾向が見えてきたときに実践できることとしては、

・多くの売上を上げる2割の商品の販売に人員、時間のリソースを割く
・売上額の多い2割の顧客に、より多くの時間を使う
・売上額の高い2割の社員の待遇を更に良くする

などが挙げられます。

2-3.Webサイト運営

  • ウェブサイト全体のトラフィックのうち、2割のページが8割のPVを記録している

コンテンツを広く展開するほど、よく閲覧されるページとそうでないページの差が開きがちです。
この傾向が見られる場合、2割のページに共通するトピックやキーワードを分析し近辺ジャンルのコンテンツ作成を行っていきます。

2-4.その他

そのほかにも、パレートの法則を使って様々な事象を表現することができます。

  • 機械の故障の8割は、全部品のうち2割の部品に原因がある
  • 所得税の8割は、課税対象者の2割が納税している
  • 離婚件数の8割を、離婚経験者2割が占めている
  • 試験問題の8割が、その学科に関する2割の知識で答えられる
  • 文章で使われる単語の8割は、全単語数の2割に当たる数の単語である
  • 都市の交通量の8割は、都市全体の道路の2割に集中している
  • ソフトウェア利用者のうち8割は、全機能のうち2割しか使わない
  • 物事の本質の8割は、2割を見ればわかる
  • 100匹のアリのうち、よく働くのは2割だけ

3.パレートの法則から学んだ経験則

筆者が、社会人1年目でパレートの法則(当時は「ニハチの法則」と覚えました)を知って、学んだ経験則をお話しします。

3-1.行動の量=評価ではない

先述の「商品の売上の8割は、全商品のうち2割の商品が生み出している」例を挙げてお話をします。

〇〇社ではA,B,C,D,Eの5つの商品を展開していますが、売上の内訳はAが80%とダントツです。
〇〇社で営業として働く自分は、仕事に使える体力が100ポイントあったとします。
その100ポイント全てをBに注ぐことは、効率が良いと言えるでしょうか…

あなたがどれだけBを売ることに尽力したとしても、Aの方が人気なのですから、“売れる期待値”はAの方が高いはずです。

どれだけ体力を削って頑張るかではなく、「どのフィールドで頑張るか」を見極めるのが成果を出す前提条件です
もちろん、同じフィールドであれば行動量が成果に結びつくので、“体力を削って頑張る”ことも重要であることは間違いありません。

3-2.“80点”を取る効率を重要視する

あなたがテストで最後に100点を取ったのはいつだったか、覚えていますか?
たしか筆者は、中学1年生の英語のテストでした。
「アルファベットを順番に書きなさい」とか、そんなボーナスステージみたいな内容だった気がします…

それはさておき、相当な努力をしなければテストで100点を取ることは難しいです。
ですが、テスト範囲をしっかり押さえて、過去問を解くなどの対策をしておけば80点を取ることはそこまで難しくないはずです。

仕事でも同じように、評価の80%を占める要素はそう多くありません。
その2割の要素をしっかり押さえる効率を向上することで、心身共に余力が生まれてきます。

その余力が新しいアイデアの発見やプライベートの充実にも繋がり、巡って本来のミッションへの貢献度も高めることができるでしょう。

人は「忙しそうな人には仕事を頼みづらい」ものです。
新たなプロジェクトへのアサインなど、キャリアアップのチャンスをつかみやすい人は「“80点”を取る効率」が良い人が多いなと感じます。

4.インターネット広告におけるパレートの法則

インターネット広告、リスティング広告にもパレートの法則が当てはまります。
例えば、以下のような現象がしばしば起こります。

広告コンバージョンのうち、約8割が検索広告から発生している

広告の目的がリード獲得(問い合わせ、会員登録など)の場合、多い現象です。
この場合、下手にディスプレイ広告で獲得を伸ばそうとしても大きな成果に繋がる可能性が低いため、現状インパクトの大きい広告メニューを更に拡大させ事業の売上に貢献できるよう運用するのが良いでしょう。

バナー広告のコンバージョンのうち、約8割が2割のバナーから発生している

複数のバナーを検証していると、成果の差がはっきりと分かれることが多くあります。
Google広告などでは「多腕バンディットテスト」に基づいて広告の最適化を図っており、クリック率やコンバージョン率の低い広告はインプレッションが抑制される仕様になっているため特にその傾向が顕著です。
この傾向はバナーに限らず、広告に使用する画像やテキストに共通しています。

コンバージョンの多いクリエイティブを仮の“勝ちパターン”とし、他のキャンペーンに転用したり、“勝因”を分析しパターンを追加するなど、実績を活かしてテストを行いましょう

※一方で、様々な訴求を試しても爆発的な成果を出せる広告はほんの一部です。めげずに検証を続けましょう。

検索広告の費用のうち、8割の費用は2割のキーワードから発生している

登録するキーワードごとに検索ボリュームの差があるため、費用も比例します。
例えばキーワードごとの品質スコアを分析する場合、費用が少ないキーワードの品質スコアよりも費用が多く全体CPAに直結するキーワードの品質スコアを優先して改善すべきです。

ほかにもインプレッションシェアなど、キーワードごとに指標を見る場合は費用が多い2割に注目しましょう

5.まとめ

  • パレートの法則とは、「物事の結果のうち8割は、2割の要素によってもたらされる」という法則
  • 8割の成果を生み出す重要な2割に注力しよう
  • リスティング広告も同じく、8割のコンバージョンや費用が発生している要素に注目し深堀りする

目標を達成するために注力すべきポイントを明確にしてくれるパレートの法則。
様々な場面で活用できるため、ぜひ覚えておきたいところです。

また、事業の集客のうち、リスティング広告を「8割の売上を生む2割」にしていきたい方は、インフィニティエージェントにご相談ください。

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