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Google広告の虎の巻【3A”初期設定”編】

2019年02月06日

Google広告の虎の巻【3A”初期設定”編】

今回はGoogleが提唱する最新の概念である「3A」について説明したいと思います。
もしまだ「3Aって何?」と思っている方は「Google広告 虎の巻【3A戦略編】」をお読みください。

そもそも3Aを実施するに当たって、大切になる「初期設定」について。
皆さんはアカウントの構造はどのようにお考えでしょうか。

是非、普段のアカウント構造と弊社も大切にしているHagakure構造について比較してみていただけると幸いです。

1,3Aの基礎となるHagakure構造について

Hagakure構造については諸説ありますが、基本的な考え方としては「最低限のキャンペーン数・最低限の広告グループ数・最低限のキーワード数」という考え方がベースとなっています。

旧来のやり方であれば、本来はまとめるべきキャンペーンやグループを分けることで、狙った広告文を配信させたり、
狙ったキーワードのみを強化するといったことを目的に運用が行われていましたが、やはりヒトの力でその構造を100%支えることは不可能に近いことです。

予算は分散されますし、管理も大変。デジタルでありながらヒトリソースに依存するこの運用方法はAIが発達した現代においては意味を為さないものです。

Hagakureを推し進めるに当たって未だにまとめるべき単位でキャンペーンを分けたりグループを分けたりといったやり方が散見されますが、本来であれば、最低限でも検索広告については「指名キャンペーン」と「一般キャンペーン」の2つで十分であると言えるでしょう。

その他の要素については正直な話、全てグルーピングで解決できる内容となっています。

2,大切なことはグループパワーをいかに強くするかということ

その中でも大切なことはHagakureにおいて「1グループ」に対するパワーを強化することがとても大切であると言えます。
1グループに対してどれだけインプレッションを高めることが出来るのかが、Hagakureの基礎を支えるものであると言っても過言ではありません。

では、そもそもなぜ1グループに対するインプレッションが大切なのでしょうか。

この仕組を知っておくことが非常に大切なので、是非参考にしていただければと思います。
Hagakureをすることで享受できるメリットは2つあります。

1つ目は「1週間のインプレッションを1000以上」にすることでクローラーによる正当な評価を受けやすくなります。
広告とは、そもそも“広く告げるもの”なので、ユーザーの目に触れないような広告は、そもそもGoogleのエンジンに評価されません。

評価されるかされないかの基準について「1週間の中で1000インプレッション以上を集める」というものがあります。
細かくグループを分けてしまうと、それだけでインプレッションが分散されてしまいますよね。なので、まとめることが大切です。

2つ目は「マッチタイプによる競合」を抑えることが出来ます。
旧来の構造ではキャンペーンないし、グループで「マッチタイプ」を分けるといった運用が主流だった時代があります。

どのマッチタイプが有意であったのかを計測するためと言ったような理由がありましたが、結論から言うとこの手法は「アカウント内でCPCを高騰させる原因」になります。

キャンペーンやグループを跨いでマッチタイプを設定すると、市場に出る前に「マッチタイプによる競合」が行われます。
そしてCPCが高騰したまま更に通常の入札が行われるので、不利な状態でオークションを迎えることになります。

ですが、1つのグループに集約することで、ロジックが変わり、「完全一致に近いものを採用する」というような動きに変わるので、分けて配信するよりもCPCを押さえた状態での配信を可能とするのです。

そして、これは最も大枠の考え方ですが、1グループにキーワードを集約させることで、インプレッションの母数が溜まりますよね。

機械学習のキモは母集団が大きいことです。つまりインプレッションが多ければ多いほど、機械学習の精度は上がるので、Hagakure構造はこれに適した構造であると言えるでしょう。

とはいえ、インプレッションがまるで起きないようなキーワードをたくさん入れても意味はないので、程々にしましょう。

3,Hagakure構造を支えるGorinについて

同時にHagakure構造はGorinを掛け合わせることで更に強固なものとなります。
Gorinは「通常配信に加えてオプションを充実させることで広告に接触する機会を最大化させる」といった考え方です。

Gorinを構成する要素は主に6つあります。

自動入札・広告のローテーション・表示オプションの充実・検索広告向けリマーケティングの導入(RLSA)・AFSの設定・予算によるインプレッションシェア損失率の低減」です。

つまり、最低でも拡張CPCを導入し、予算を潤沢にすることで損失を低減し、検索パートナー枠への配信をすることで、ユーザーが広告に接触する機会を最大化する。

そして広告表示オプションを充実させて、検索リマーケティングによる1回以上広告接触しているユーザーへ配信を強くすることで、広告に対して魅力的に感じてもらうことでクリック率や獲得率を引き上げる、というような施策をGorinといいます。

Hagakure構造に加えてGorinを実装することで機械学習に必要なインプレッションを最大化した上で広告接触する機会を強化することが出来るので、これ単体でも十分にコンバージョンを狙っていくことは可能ですが、更に成果をスケールさせる意味で3Aを導入していく、といった流れになります。

3Aは機械学習を最大化させる戦略なので、その意味でもHagakure化していないキャンペーン構成で3Aを実装しても意味を為さないと言っても過言ではありません。

なので、これから最新の試みだからといって3Aを導入しようとした際は、まずその基礎となり得る構成について注視して下さい。

4,Hagakureは一度では終わらない

旧構造を改善した考え方がHagakure構造ですが、実はHagakureは一度で終わるものではありません。
例えば、一番最初の構成で運用を開始したとして、思ったとおりの成果が出ないことは十分に考えられますよね。

・思ったよりもインプレッションが集まらない

・思ったよりも広告グループが多くて管理が大変

・思ったよりも組み合わせによってはクエリがグループを跨いでしまっている

これらは何ら珍しいことではなく、よくある話だと考えます。
そこでやるべきこととは、「そこから更にHagakureすること」です。Hagakureはあくまでも概念に過ぎません。

概念はトライ&エラーして検証を重ねることで精密さを増し、より強固な構成になっていきます。

仮説を用いて構成する事が最も大切なことではあるものの、仮説を用いて検証した結果が仮説と違っていたのならば、更に広告グループをまとめていきましょう。

例えばキーワード軸でグループを分けることも多いと思うのですが、それを訴求やサービスごとにまとめてしまったり、思い切った構成の変更が求められます。

より精度の高いHagakure化をするためにも、思い切った判断で再構成を繰り返してみましょう。
まずは1週間ほど様子を見ながら順々に変えていくことがポイントです。

5,最後に

今回はまず3Aの具体的な説明に入る前にその最も基礎中その基礎にあたる初期設定についてお話させていただきました。

今更Hagakureか」という声も上がってくるかもしれませんが、これも全て、3Aを盤石なものへするためのステップなので、決して軽視しないでください。

そして3Aの基本は「運用は機械学習で最大化する。ヒトはクリエイティブな作業を最大化する」というものなので、是非、3Aを導入して皆様の効果が改善されることを願っています。

マーケティングについてわからないことがあれば、ぜひ一度弊社にご相談下さい。

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