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YTMイベントハンドリングについて学んでみる回

2019年03月30日

YTMイベントハンドリングについて学んでみる回

リターゲティングの精度を上げていきたい。それは誰もが思うことでしょう。
リターゲティングの精度が上がればCPAが下がります。

CPAが下がればリスティング広告やその他の施策でよりコンバージョン数をスケール出来ます。
ただ、このリターゲティングの精度、上げる手段は無いのでしょうか…。

そんなお悩みの方に今回の記事を捧げたいと思います。施策のご参考として是非ご一読いただければと思います。
今回ご紹介させていただくのは「YTMイベント・ハンドリング」です。

まずは概念編でお話できればと思いますのでこれからのリターゲティング改善施策へと繋げてください。

1,イベハンってそもそも何?


YTMイベント・ハンドリング」とはそもそも何でしょうか。
これは通常のタグ構成では動的に数値を取っていくことは難しいのですが、それをYTMを通じて可能にしたものを指します。

施策の分類としては「CVR向上施策」です。
リターゲティングリストの精度をそもそも挙げていくことで、、そのリストから発生するコンバージョンの質を上げていくというものですね。

例えば、広告主の悩みとして「クリックアクションを取りたい」というものだったとしましょう。
そのページのクリックを計測してそれを元にリターゲティングリストを作りたいとなった時に、該当ページのソースで「クリックをしたらタグが発火する」という風に書き換えます。

すると該当ページで起こったクリックを媒体が計測して、それをリターゲティングリストとしていくことで、そのユーザーを追えるようになります。
その他にもたくさん指標はあります。

それらを各指標や要望に合わせてフレキシブルに構成していくことがYTMイベント・ハンドリングの真髄です。

2,イベハンがもたらすメリットについて

YTMイベント・ハンドリングがどのようなものかわかった所で、より詳細なメリットとデメリットについてご紹介できればと思います。

2-1,YTMイベント・ハンドリングがもたらすメリット

先述させていただきましたが、これについては明確です。
これが使えるようになることもたらされるメリットとは「自分がほしい状況でリターゲティングリストを作ることが出来る」というものですね。

これは非常に大きいです。
通常であれば、ただページに来たユーザーしか追うことは出来ませんでした。

その中には素晴らしい属性を持ったユーザーもいれば、そうでないユーザーもいます。
予算がある限り使ってギリギリまでコンバージョンは獲得していきたいものですが、出来れば少しでも有利な状況でコンバージョンは獲得をしていきたい。

その時にイベント・ハンドリングを使って、自分の計測したい状況下で計測した数値を元にリターゲティングリストを作る。
そうすることでより無駄を省きながら最適化出来るのでCVRも上がるし、CPAも下がるし一石二鳥というメリットがあります。

2-2,YTMイベント・ハンドリングがもたらすデメリット

デメリットも単純明快です。純粋にYTMイベント・ハンドリングは「難しい」です。
なぜならば「言語に関する知識」が少なからず必要ですし、「YTMで間違いの無いように」設定をしなければいけません。

YTMイベント・ハンドリングという概念自体、マニアックな内容なのでそれを更に応用して使いこなすとなるとそれ相応の経験値が必要になります。
例えばユーザーIDを持って来たいとなったとしても、それをどのように、どのソースに対して手を加えればいいのか。

手を加えた所でそれをどのように引っ張ってくることができるのか。
そのロジックもフローもわからなければ、サイトで調べた所で本当にこれが合っているのか不安になるのではないでしょうか。

なのでYTMイベント・ハンドリングのデメリットは「難しい」こと。

もっというのであれば、玄人向けの施策なので、ある程度経験があった所でどこを入り口として取り組めばいいのかわからないことがデメリットであると言えます。

3,イベハンを用いた施策を考えてみた

だいぶYTMイベント・ハンドリングがどういうものなのかご理解いただけてきたと思います。

今回の記事はいわばYTMイベント・ハンドリングの概念編なので、詳しい設定などはこちらでは割愛させていただきますが、最後にこのYTMイベント・ハンドリングを用いた施策について例としていくつか考えてみたので、ご紹介できればと思います。

3-1,登録者以外の新規登録者を集めたい

この場合はどのようにすればいいのでしょうか。少し考えてみてください。
いかがですか?通常、「全てのコンバージョンユーザー」を除外したやり方が一般的だと思います。

ただそれでは少しだけ精度は良くないので、もっと精度を高めて行きたいと思います。
施策の内容としては簡単です。

YTMイベント・ハンドリングを用いて「顧客ID」を持っているユーザーだけに発火するタグを設置していきます。

IDを持ったユーザーがページに遷移した時に、動的にIDを照合してそのユーザーにだけ発火するような仕掛けにしておくと、IDを持ったユーザーがページに遷移した時にタグが発火してそのユーザーだけを集めたリストを生成します。

その上で「すべての訪問ユーザー」から「IDをもったユーザーリスト」を除外することで、純粋にこのページに遷移した新規のユーザーが残りますよね。
このユーザーに対してリターゲティング広告を配信していくわけです。

すると、今まではそのリストに過去に登録していようとしていまいと問答無用でリスト化されて広告が配信されていましたが、それでは正直お金も無駄ですよね。
その無駄を省いたのがYTMイベント・ハンドリングによるリターゲティング施策というわけです。

3-2,高単価ユーザーだけ集めたリターゲティングをしたい

先程の流れですとお分かりだと思いますが、これについてもやることは同じです。
ソースの中に「price」のような記述を加えて、動的に購入単価を記録していきます。

その中でも「単価〇〇円以上」というような定義付けをしてリストを作ります。
そのリターゲティングリストでリターゲティングを行うことで高単価ユーザーにだけ焦点を当てたリターゲティングを行うことが出来ます。

その時はその時に買った平均単価よりも更にグレードの高い商品をバナーで宣伝していくことで、1人あたりのLTVを向上させていきます。

またこのリストを元にある一定数のリストボリュームがあれば類似リストを作ることが出来るので、最も集客したい層に属性が似ているような全くの新規層へアプローチが可能になるので、施策としてもスケールします。

3-3,Aというボタンをクリックした人を重点的に狙っていきたい。

Thanksページに行き着くまでに導線がA、B、Cの3つあったとします。

それぞれのボタンは若干訴求を変えており、その中でもAというボタンをクリックしたユーザーをより集めていきたいと思った時にYTMイベント・ハンドリングを用いてソリューションしていくことになりました。

この場合は「Aというボタンをクリックしたユーザーに対してタグが発火」するような定義付けをして記述をします。
するとAをクリックしたユーザーに対して記録されたリターゲティングリストが出来上がります。

そしてそのリターゲティングリストを用いて広告を配信することで、自分たちが最も欲しかったユーザー層へ対してアプローチが可能になります。

4,最後に

いかがでしたでしょうか。YTMイベント・ハンドリング、非常に難しいですよね。
このようなテクニカルな施策は非常にデリケートな施策になるので、「どれくらい経験をつんだ運用者」がそれを行うかによります。

なので、まだ経験のない代理店が下手に手を出すと、これはソースもいじることなので、非常に危険です。

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