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Google広告におけるタグマネージャーで注意すべきSafari ITP2.0対応の要チェック項目

2019年03月28日

Google広告におけるタグマネージャーで注意すべきSafari ITP2.0対応の要チェック項目

突然ですが、皆さんはリスティング広告や計測ツールなどを使用する時にどのようにタグを貼り付けていますでしょうか。
直張り?タグマージャー?色々なやり方があるとは思いますが、特に便利なものでいうとやはりタグマネージャーだと思います。

入り口のUIやコンテナといった慣れないもののせいで敬遠しがちになる方もいるのでは無いでしょうか。
ちなみに筆者も触り初めた当初はそれで戸惑ったものです。

使い始めたら便利な「タグマネージャー」ですが、最近の業界全体のアップデートでいうと、「ITP2.0」の対応が行われているのかどうか。
これが非常に大切な要素になってくると思います。

今日はそのタグマージャーについて、使い始めた方については触りの部分とITP2.0に対応しているかどうかをチェック出来るような記事をお見せできればと思います。

1,タグマネージャーの魅力について

タグマネージャーについて聞き慣れない方向けにまずはタグマネージャーについて少しだけ触れていければと思います。
これは端的にいうと「タグによる工数を限りなく削減したプロダクト」という認識で良いと思います。

普段はコンバージョンタグなどを含めると、基本的にLPないしホームページの該当部分に直張りしますよね?
1つや2つならまだしもそれ以上になると作業が煩雑になりがちです。

どういうことかというと、例えば「GoogleとYahooを運用します」となったときに、「Google広告」「Yahooスポンサードサーチ」「YDN」の3つのプロダクトを使用することになりますよね。
そうなると基本的には4種類のタグを使うことになります。

グローバルサイトタグ」「イベントスニペット」「リターゲティングタグ」「コンバージョンタグ」となります。
これだけで最低4つです。これだけでも多いですよね。

ただちょっと待ってください。

Yahooは検索とディスプレイ2種類のプロダクトが独立しているということを。そうすると、検索とディスプレイも合わせて2つずつ。
全部で6つのタグを直張りすることになります。

イメージして下さい。とても長くなりますよね。
タグマネージャーを使い慣れてくると非常に長ったらしく思えてきますが、今まではそれが通常でした。
タグを直張りにする場合、特に代理店や外部に委託している企業についてはいちいち依頼することになります。

すると、依頼した先が設置箇所を間違えていたり、そもそもタグの設置が有料の場合もありますよね。
そこで便利なものがタグマネージャーです。
これを1タグ設置しておけば、基本的にタグマネージャーの管理画面から好きな時にタグを設置、入れ替えをすることが出来ます。

新しい媒体を導入するときやコンバージョンアクションを増やすときにも便利なので、是非使っていきましょう。

2,ITP2.0とは

そして登場した際は世間を騒がせたITP2.0について。
これは、Appleのアップデートのことでセキュリティがより強固になりますよ、というものになります。

これは特に広告に対して強い脅威になるアップデートでした。
まだ記憶にあたらしいと思うのですが、ITP1.0のアップデートはサードパーティーCookieについて「Safari経由のアクセスについてはその保有期間が24時間となりそれ以降は廃棄されてしまう」というものだったのですが、覚えていますでしょうか。

それに対して2.0では「即時廃棄」という文言に変わったというわけです。
これが何を意味するのかというと、広告系のタグは原則「サードパーティCookie」を根拠にトラッキングを行います。
つまりこのアップデートによって「全くリターゲティングが出来ない」「コンバージョンが計測されない」といった事象が発生しうるというわけです。

考えると恐ろしいですよね。
現状私達マーケターはトラッキングによる計測以外はリアルなコンバージョンで計測をする他ありませんよね。
ただお問い合わせの電話でいちいち「あの、広告経由ですか?それとも自然検索経由ですか?」と聞いてそれを計測とするのでしょうか。

メールを全部確認して暫定コンバージョンとして計測するのでしょうか。
IT技術の進んだ今、そのような戦略はナンセンス以外の何物でもありませんよね。

これはそもそも「広告によるユーザーへの不快感を極限まで軽減すること」というのが大儀でした。
つまるところ私達の現在行っている施策に対する反撃の目的で行われているので、トラッキングが出来ない=Appleとしては上々な結果であると言えます。

ただ、媒体側もそのまま黙っているわけではありません。
ITP2.0に対するアップデートを行うことで利用者が安心できるような仕組みづくりをしてきました。
特にGoogle広告に至ってはGoogle AdWordsを捨ててUIごとGoogle広告にするほど変化をしたことは記憶に新しいです。

ただし、これも正しい設置の方法をしなければ意味がないので、次の項目から正しく設定できているかどうかチェックをしていければなと思います。

3,GoogleタグマネージャーでGoogle広告のタグを設置する場合

Google広告については、純正のプロダクトということもあり、非常にスムーズな設置が可能です。
タグマネージャーを設置した後の作業については大きく別れて2つあります。

1)Google広告で情報を取得する

まずは管理画面からコンバージョンアクションを作りましょう。

コンバージョンアクションの内容は任意のもので結構です。
アトリビューションモデルについて知りたい方は別記事をご参照下さい。(参考:Google広告 虎の巻【3A“アトリビューション”編】)

すると、「タグを設定する」という画面に遷移するので、そこから設定をします。「Googleタグマネージャーを使用する」を選択します。
この部分の「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」をメモしておいて下さい。

2)Googleタグマネージャーで作業する

先程メモした内容をタグマネージャーに反映していきましょう。

まずはタグの設定をしていきます。
新規作成>タグの設定」で先に進みます。先程はコンバージョンタグの設定についてメモしたと思うので、「Google広告のコンバージョントラッキング」を選びます。

基本的には「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」の部分を埋めるだけで問題ありません。
その他の項目については必要に応じて埋めていきましょう。

全ての項目を埋めたら「保存」で完了です。
リマーケティングについては、同じく新規で作成します。
Google広告のリマーケティング」を選択して作成します。

リマーケティングについては先程メモをした中の「コンバージョンID」を埋めるだけで問題ないので、新しくGoogle広告の管理画面から取得する内容はありません。
トリガーについてはThanksページのURLを設定して、タグのトリガーに紐付ければ完了となります。

尚、ITP対策の要は「コンバージョンリンカー」なので、コンバージョンリンカーの設定については忘れないようにしてください。
最後に「公開」を忘れないよう注意しましょう。

4,YahooタグマネージャーでGoogle広告のタグを設置する場合

原則、Google広告においてGoogleタグマネージャーと作業は変わりませんが、Googleタグマネージャーとは違い純正ではないので、タグソースをYahooタグマネージャー(以降YTM)に直接設置していく作業が必要になります。

1)Google広告で情報を取得する

この画面において「自分でタグをインストールする」を選びます。

グローバルサイトタグ」と「イベントスニペット」を個別にメモします。
メモをしたあとは基本的にこれ以上管理画面で作業はしないので、「戻る」をクリックして終了しましょう。

2)YTMを設定していく

まずは対象となるWEBページを設定していきましょう。

リターゲティング用とコンバージョン用の2つを作っていく必要があると思うので、最低でも2つ以上登録する必要があると思います。
尚、リターゲティング用で登録するURLは「TOPページ/**」で登録すれば「**」以降を全てターゲティング出来るので便利です。
これをワイルドカードと言います。
リターゲティング用のURLとThanksページのURLを登録したら、次はタグ登録をします。

サービスタグを追加」よりタグを追加しましょう。

通常ここから対象となる媒体を探していくのですが、Google広告のグローバルサイトタグは「スマートカスタムタグ」から直接タグソースを貼り付けなければITP2.0に対応できないので注意しましょう。

まずはリターゲティングについては先程Google広告より取得した「グローバルサイトタグ」のみを貼り付けます。

サービスタグ名とサービス提供元は適切なものを入力して下さい。
その下にある「サービスタグ情報」の部分にグローバルサイトタグを貼り付けます。
関連付けるWEBサイトは先程作成したリターゲティング用のものを紐づけましょう。

そして、次にコンバージョンタグを作っていきます。
同じようにスマートカスタムタグを設定するところは同じですが、「サービスタグ情報」の設定に1点工夫が必要です。
Google広告については「グローバルサイトタグ」の直下に「イベントスニペット」がなければいけません。

タグマネージャー単体では、どのタグを直下とするのかというのをタグ単位では優先順位付けができないために、こちらで手動制御する必要性があります。
紐付けるWEBページをThanksページにして完了です。

5,最後に

効率性かつ、自由度の高さを考えるとタグマネージャーの導入は必須となります。
確かに使い慣れない方は最初ハードルが高いと思うのですが、まずはチャレンジしてみて下さい。

あとは慣れていけば非常に工数削減にも繋がりますので、是非お役立ていただけたらと思います。

現状の代理店に不安がある、もっと良くしていきたい、という方はまずはお気軽に弊社にご相談下さい。
きっと満足の行く回答をお出しできると思います。

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