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Yahooはなぜ大幅な体制変更を行ったのか?Yahooの目指す未来について

2019年05月22日

Yahooはなぜ大幅な体制変更を行ったのか?Yahooの目指す未来について

Yahooの正規代理店であれば身に覚えがあるはずです。
2019年の初めにYahooは大幅な体制変更と代理店プログラムの組み換えが行われました。

これによりバッジを獲得するはずの代理店についても「~~相当」になってしまった代理店も少なくは無いのではないでしょうか?

昔からインターネット広告といえば、「Google」か「Yahoo」と言ったものです。
先日は正式にYahooはZホールディングスへと変わることを発表いたしました。

これにより経営機能をZホールディングスへ。ソフトバンクKKの子会社化し、事業機能やサービスをYahoo株式会社として機能することで、上場と体制強化へと乗り出しました。

インターネット広告2台巨塔の1つの大幅な体制変更。それについて裏では何があったのでしょうか?

今回はマーケターであれば誰もがお世話になっているYahooについて少し深掘りしてみたいと思います。

1,昔のYahooと今のYahoo

少しだけ昔を振り返ることになりますが、昔のYahooはどのような企業だったでしょうか?

真っ先に思い浮かぶのが「Overture」だと思います。
まさしくリスティング広告の代名詞。リスティング広告の歴史そのものです。

リスティング広告の魁とも言えるOverture。
当時は革新的で、世の中に与えたインパクトは計り知れません。

その後、Googleとの競争が発生し、例えば検索エンジンについては敗北こそしてしまいましたが、今でもGoogleが世界の中でも日本への進出が思ったように出来ていないのはYahooの存在がとても大きいものとなっています。

つまり、「媒体」としてのYahooは今でも尚、決して無視できないものであるという立場は依然として変わらないわけですね。

1-1,Yahooの特性について

今のYahooはビジネスによっては非常に効果の高い媒体です。
インフィード広告などはYahooだけの持つ独自で強力なプロダクトであることに異論はないのではないでしょうか。

Yahooはポータル機能という特性を活かし、広告の配信面として非常に優位性のあるプレースメントを確保しながらも広告商材として進化を繰り返して来ましたね。

よく「Googleの二番煎じ」と揶揄されることもありますが、それでは片付けられないほどのインターネット広告界への貢献を広告業界にもたらしてくれていたことは事実です。

昔からチャレンジングなプロダクトを行ってきたYahooは「自社で何をしていきたいのか」「どういうことを目的としていきたいのか」といったような方向性という発信力について弱みを感じていたYahooでしたが、今回の体制変更でその部分の強化を考えているようです。

そこでは何があったのでしょうか。もう少し深く掘り下げてみたいと思います。

1-2,体制変更で体制の脆弱性を克服

今まで媒体社としての機能は十分に担ってきましたが、それを利用する現場としての意見について弱みがありました。

マーケター視点でソリューションを提供する」という部分の弱みがあったんですね。
その部分おいて元々マーケターで長い間経験を積んできたメンバーを責任者にアサインしてマーケター視点のソリューションの提供を可能にしました。

そして体制変更前は「営業部隊」「開発部隊」「経営陣」が完全に分離されていました。
その為、せっかく「製版一致」を実現できる環境でその他の外資系競合他社とも渡り合えるポテンシャルを持っていたにもかかわらず、この分離がコミュニケーションの伝達スピードの遅れを招きました。

その点において、2019年4月以降は完全に営業部隊と開発部隊を統合。
製版一致体制をきちんと実現していくことで現場からの迅速な情報の吸上げからそれをプロダクトまで実際に反映させていくスピードを格段に上げることに成功しました。

一貫体制では「プロダクト」「エージェンシー」「テクニカル」「セールス」「データ」といった全ての機能を一貫。その中にそれぞれ最適な責任者を立てることでチームとして最大効果を挙げられる体制にしていったんですね。

そして昨今、外資系コンサルティング企業が続々とM&Aや買収も含め、デジタルマーケティングを推し進めて来ています。

その脅威に対抗するためにもより迅速に、PDCAを回せるような強固な組織にする必要があったとも言えます。

2,これからのビジョンは「人フォーカス」

体制変更の背景には時代の移り変わりも関係していました。
いままで重視されていたものはどちらかというと「面(プレースメント) 」でしたよね。

どの面に出すことで広告は最大限活かされていくのか。
それにおいて最重要視し、プロダクトの強化を図ってきたというわけです。その代表格とも言えるものが、「ブランドパネル」ですね。

ただし、流動的に人々のニーズが変化していく中で、「」は必ずしも重要視されなくなりました。

なぜか。
それは今考えるべきは「」ではなく、ダイバーシティが提唱される現代においては「」そのものにフォーカスしなければならなくなったからです。

人に対してフォーカスすることで、より柔軟な思考でプロダクトやマーケティングを展開していくことが求められるようになりました。

2-1,プラットフォームの統合

人フォーカスへ進化していく仮定で、今まで分かれていた各プロダクトを統合させる必要がありました。

プラットフォームの統合です。
その前進として、先日、ブランドパネル枠にYDN配信ができるようになりましたよね。

あれも人フォーカス施策の一つで、今まで圧倒的優位な「」であったブランドパネルの面にプラス「オーディエンス」を加えることで、より時代に則った形で広告を配信させる仕組みづくりをしました。

2-2,DMPの活用

Yahooはポータル機能やYahooIDといった膨大なデータを所有しています。

そのデータを最大限活かすためにYahoo DMPがありましたが、これ事態は使いづらいと言ったような声も実際にあるので、データ領域をもう少し便利にオープンにしていくことで、よりYahooの持つデータの強みを引き出せるように進化を目指しています。

2-3,「広告品質のダイヤモンド」の強化

広告主がより信頼のある、より使いたいと思う媒体とは、「安心安全」であることがまず第一です。

その為、Yahooはブランドセーフティの強化に乗り出しています。
これは特に車や飲料などのナショナルクライアントに向けたメッセージであるというふうにも捉えることは出来ますが、ブランドセーフティをしっかりすることで、安全な媒体になるための企業努力に努めています。

最近では、Yahooにおけるアフィリエイト広告の禁止についてアップデートされましたよね。

ブランドセーフティの強化というところを考えるとこれもその一環であるような気がします。

ブランドセーフティに始まり、アドフラウド、アドクラッター対策などの体制強化をYahooは「広告品質のダイヤモンド」として、提唱しています。

詳しくは公式ページを御覧ください。
(参考:広告品質のダイヤモンドの取り組み)

3,Yahooプロモーション広告のビジョンについて

Yahooの今後のミッションとしては「ビジネスパートナーとしてクライアントの事業成長にコミットすること」です。

そのためにサポート体制の強化、エージェンシー機能の見直し、各種体制の見直しが行われてきました。

プロダクト方面については「動画広告」の配信、「EC機能」のオフライン・オンラインの強化といった、より「」に対してフォーカスしたアップデートが次々と行われていく予定です。

4,最後に

Yahooは一貫体制になることで、どのような変化が生まれるのか。
とても楽しみですね。

私達正規代理店としても、非常にこれからが楽しみだと思われますが、同時にYahooから見られる目も変わってきているということ。

より代理店を選定する基準も高くなってきていると言えるでしょう。
正規代理店として今までと変わらぬ評価をもらえるように兜の緒を直して、日々の営業に繋げて行きたいところです。

Yahooの正規代理店は実は日本の中で見てもあまり多くないというのが現状です。
正規代理店ならではのサポートや特典(機能やベータなど)も数多くあるので、広告主サイドの方は是非正規代理店として営業をしている代理店へ依頼することをおすすめします。

何かお困りでしたら弊社にお気軽にご相談ください。

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